2人のやりとりとは?
最期にやりとりしたというツイッターの投稿をご紹介します!
勘違いした方々が相当数いるゆえ一応。いま山奥で怒濤の如く撮影してる作品は、実はヨシヒコではない。その作品の情報解禁も間もなく。ヨシヒコに負けず劣らず、世に風穴を開けんとする、その作品。嗚呼、俺ファンよ。愛すべき、少数で奇特な俺ファンよ。とびきり期待して待たれよ。
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) 2016年4月24日
佐藤さんのこの投稿に対し、前田さんがリプライします。
@actor_satojiro ファンが少数?14万人もフォロワーがいる二朗さんがなにをおっしゃいますか。
— 前田健 (@ken_m614) 2016年4月24日
このやりとりのあと、前田さんは倒れてしまうのです…
前田さんの状況をしった佐藤さんは?
@ken_m614 照れ臭くて返事しなかったことを後悔させるな。絶対、還って来い。
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) 2016年4月25日
短いリプライですが、前田さんのリプライ内容に喜ぶ気持ちと、容態を心配する気持ちがとても表れています。
しかし、佐藤さんの想いもむなしく前田さんは翌日亡くなってしまうのです。
訃報を聞いた佐藤さんは前田さんに対する思いを投稿します。
まだ言葉にならないが、これだけはその才を知る者として言葉にして言う。アイツは「お笑い芸人の」や「モノマネ芸人の」ではない。「芸人であり俳優の」だ。「20世紀少年」を見よ。「今日からヒットマン」を見よ。アイツがいかに俳優に本気だったか、分かるはずだ。
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) 2016年4月26日
@ken_m614 お前にもたくさんのファンがいるじゃないか。お前は俺に惚れてたが、俺はお前の才能に惚れてたよ。いつかそっちで一緒に芝居をやろうぜ。約束だ。
— 佐藤二朗 (@actor_satojiro) 2016年4月26日
いかがでしたか?松浦亜弥さんのモノマネで大活躍した前田さんですが、佐藤さんにしてみれば、「お笑い芸人の」「モノマネ芸人の」という芸人としての肩書ではなく、俳優に本気な逸材としてその才能に惚れていたのですね。
前田さんは亡くなってしまいましたが、「伝える」ということの大切さを改めて気づかせてくれる2人のやりとりでした。