ママへのちょっと早めのラブレターとは?
鈴木おさむさんをご存知ですか?
放送作家で、あの「森三中」の大島美幸さんの旦那さんです。
その鈴木さんが書いた「ママへのちょっと早めのラブレター」という絵本が、今ちょっと話題になっているんです。
これは「生まれる。」という高齢出産がテーマのドラマから生まれた絵本で、妊娠中のママさんに読まれているのだとか。
奥さんの大島さんの出産が迫っていることから、鈴木さんは「もっと多くの方に読んでもらえたら」と思い、絵本の内容をブログで紹介したところ、思いの外注目が集まったんだそうです。
その絵本の全文はこちらです。
今日はお腹の中からママへ早めのラブレターを書きます。
ちょっと早いけど僕はママのことを愛しています。
なぜなら、ママが僕のことを 沢山愛してくれそうだからです。
だから僕も愛してます。だから僕はママのところに来たんです。
僕はママに会えるのを楽しみにしています。
もし万が一、会う前にお別れしちゃったとしたら、それは僕がママを幸せに出来る自信がないからです。
その時はもう一回、ママを幸せに出来るようになって、ママのところに来るね。
もしこのままママに会うことが出来たら、ママを全力で愛すよ。
ママはもしかしたら、僕に会ったら、ガッカリすることもあるかもしれない。
他の友達よりも、格好悪かったり、色んな事がゆっくりだったりするかもしれない。
だけど、僕は僕なりに頑張ってみる。
ママを幸せに出来るように頑張ってみる。
たまにママは寂しそうだよ。辛そうだよ。だからママのところに行くね。
ママ、ちょっと早いけど、好きだよ。愛してる。
ママ、ちょっと早いけど、ずっと好きだよ。ずっとずっと愛してる。
鈴木おさむオフィシャルブログ ーより引用
まだ見ぬお腹の中の我が子からママへのメッセージを綴った作品となっています。
斬新な発想・着眼点で出産前のママさんから子育て中のママさんまで、幅広いママ層で人気なのだそうです。
両親に感謝する人もいるそうです
この絵本、いろんなところで人々に感謝・感動を与えているようです。
@suzukiosamuchan 自分と予定日2日しか違わない友達が流産してしまいました。。。。そして今日その友達にママへのちょっと早めのラブレターをプレゼントしました!泣いて喜んでくれました☆前向きに頑張るそうです!ステキな絵本に感謝です☆
— まぁちゃん (@ma_chan0808) 2011年11月17日
運悪く流産してしまったママさんにとっては、これ以上ない励ましの贈り物となったみたいですね。
また中には、自分のダメさ加減を反省し、両親への感謝の思いをより一層強く抱いた人もいるようです。
確かに親の立場だけでなく、子の立場から読んでも心揺さぶられる内容ですよね。
読む人に親子の絆の大切さ・尊さを教えてくれる素晴らしい絵本です。
現在復刻版の絵本が発売されていますが、その売り上げは寄付されるそうです。
感謝の気持ちを込めて、大切な人に贈ってみてはいかがですか?