元大統領夫人、その生い立ちとは・・・
日本生まれ、インドネシア国籍。
そんな彼女は、決して裕福な家庭に生まれたわけではなかった。
高校時代には定時制の学校に通いながら、日中は会社で働き、休日は喫茶店でアルバイトをするほど。
今の高価なジュエリーに身を包んだデヴィ夫人からは想像もできないが、この貧しい暮らしこそがスカルノ元大統領と出会うきっかけを生むことになる。
弟を大学に通わせる為に、赤坂の海外セレブ御用達の超高級サパークラブでホステスとして働くことになったデヴィ夫人。
彼女は当時のサラリーマンの月収を1日で稼ぐほど売れっ子となり、18歳にして渋谷でバーを経営していたというが、それは単に美しかったからというだけでなく、日舞や英会話に通い自身の鍛錬を欠かさない、まさに努力家のたまもの。
ついに運命の出会い!それはまるで映画のようだった!!
デヴィ夫人19歳の時。
友人と映画を観に行く為に待ち合わせ場所にいたデヴィ夫人。
そんな何気ない日常の中で、スカルノ元大統領その人に出会う。
プライベートで訪日中だったスカルノ元大統領一行が通りかかり、デヴィ夫人に一目惚れしたスカルノ元大統領から「いっしょにどうぞ」と声がかかったという。
その後、3回のデートを重ね、ついにスカルノ元大統領からプロポーズ。
映画の中でしかこんなこと有り得ないと誰もが思ってしまうほど、まさに完璧なシンデレラストーリー!!!!
セレブになった今でも輝く姿の背景には・・・
デヴィ夫人は現在、慈善団体の会長、世界のボラインティア活動、チャリティイベントの開催、音楽財団の名誉会長などを勤めている。
かと思えば、バラエティ番組では、ジャージで泥だらけになったり、スカイダイビングをしたり、時には水着姿になったり・・・。
常に努力と挑戦を惜しまないデヴィ夫人。
貧しい暮らしの中で努力を重ね、それを今でも続けているからこそ輝き続ける。
セレブになった今も気取らず驕らずなんにでも挑戦する姿が愛される誰からも理由なのだろう。
それにしても、デヴィ夫人の映画のようなシンデレラストーリーは、皆に夢と希望を与えてくれる。
今日はいい夢が見られそうだ。