決して見返りを求めず支え続けたI氏
【友人の証言3】
「覚醒剤の後遺症以上に頭を悩ませていたのが糖尿病です。1年にわたる隠遁生活で悪化し、すでに歩くのでさえ精いっぱい。
それでもIさんは仕事を終えたばかりの早朝に清原さんを連れて、近くの公園をウォーキングしていましたが
10分も歩かないうちに『足が痛い』と音を上げてしまう。ばかりか、Iさんに声を荒らげて不満までぶつけてくる。
それならばと、渋谷にある完全個室の高級ジムと契約したのですが、こちらもほとんど行かずじまいでした」(前出・I氏の友人)
復帰への道筋が依然険しく、見通しが立たないことで清原さんのイライラは積もる一方でした。
清原さんは逮捕後、
「悪意のある編集をされているんじゃないか」
「世間の人は受け入れてくれるのか」
など、テレビ出演後も悩み、世間の評価を気にするようになっていたそうです。また、自身でネットの評価を検索するなど心的に不安定な様子も…。その不安は献身的に支えるI氏も同じだったでしょう。
しかし、清原さんには決して弱音を吐くことがなかったI氏。
自殺の数日前も清原さんが将来への不安をこぼし、落ち込んでいるとI氏は、
「キヨさん、心配するなって」
と語り掛け、優しく支え続けていました。I氏は昨年、記者に対しこうコメントしていたそうです。
【I氏コメント】
「こうした生活ができるのは、よくてあと1、2年だと思っています。その間に復帰のメドがつけばいいんですが‥‥」
復帰を望み献身的に支えていたI氏ですが、自身も苦しい思いをしていたそうです。
【友人の証言4】
「Iさんも15年に糖尿病で手術を経験しており、40キロ以上痩せている。
昨年8月に受けた健康診断で異常がなかったとはいえ、アルコール依存症もあり、毎晩浴びるように酒を飲んでいました。
おまけに、疲労がたまっているにもかかわらず、睡眠薬を飲まなければ寝つけなかった。
自殺の原因はわかりませんが、心身ともに限界だったのは確かです」
自身もボロボロになりながらも清原さんを献身的に支え続けたI氏。そんな彼に対し、苛立ちをぶつけ、弱音を吐いていた清原さん。
信頼できるからこそ本音をこぼし、あたってしまったのかもしれませんね。
しかし後悔してもI氏が戻ることはありません。復帰を望んだI氏の為にも、これから更生していって欲しいですね。