マツコ・デラックス、スクールカーストについて言及
クラス内で“イケてるグループ”と“そうではないグループ”の間で生まれた「スクールカースト」という格差があります。
4月10日放送の「5時に夢中!」という番組でタレントのマツコ・デラックスさんがスクールカーストについて言及し大反響を呼びました。
この日の放送ではスクールカーストを題材にした朝井リョウさんの小説『桐島、部活やめるってよ』を紹介していて、「あなたは学生時代、どのグループに所属していましたか?」というテーマで視聴者による生投票が行われたのです。
選択肢には、「イケてるグループ」「中間グループ」「いけてないグループ」「一人」の4つあり、マツコ・デラックスさんは、「一人」だと語っていました。
さらに「一人だけど別に誰とも仲が悪くなかったし、どのグループにも属さず、どのグループと話しても適度な温度で交流していた」と学生時代を振り返りました。
そして生投票の結果は、1位が「中間グループ」、2位が「一人」3位「イケてないグループ」、4位に「イケてるグループ」になりました。
生投票では中間グループの人が多かったですが、視聴者の回答ではこのようなことが紹介されていました。
マツコ・デラックスのメッセージが大反響
生投票の結果が出て、番組では女子校出身の視聴者の回答が紹介されました。
同じ学校の「イケてるグループ」が男子校と合コンを何回もしていたので
「イケてないグループ」だった私まで尻軽だと思われていて迷惑だったというコメントです。
これに対してマツコ・デラックスさんは、「イケてたグループの人は不幸になっていることが多い、だからその時だけで判断しないほうがいい、まだ未来には希望があると思って生きて」とメッセージを送りました。
マツコ・デラックスさんの言葉を聞いてMCのふかわりょうさんは、「包容力のある優しいコメント」と称賛していたのです。
さらにSNSでも大反響で「過去の自分に言ってあげたい」、「マツコの優しい言葉は励みになる」などのコメントがありました。
また、マツコ・デラックスさんは、2015年の『ホンマでっか!?TV』で周りに合わせるのが嫌いで不登校になった時期があったと話していました。
そしてマツコ・デラックスさんは、無理に人と仲良くせずに一人で生きればいいと考え、学校生活に戻ったそうです。
学生時代に悩みがあって、それを乗り越えたマツコ・デラックスさんだからこそこのメッセージはたくさんの人の心に響いたのでしょう。