伊集院静「一度も人前で悪口を言った事がないの?」松井秀喜「はい、ありません」
伊集院静さんは「君の周囲の人から聞いた話だけど、君は人の悪口を一度も口にしたことはないそうだね」と尋ねると、松井秀喜さんは「野球選手になろうと決めてからは、一度もありません」と答えました。
その場にいた全員が驚きの表情を浮かべました。
「どうしてそうしているの?」
それに対する松井秀喜さんの受け答えが素晴らしいです。
幼い日の父との約束を守り続ける松井秀喜
「父と約束したからです」
中学2年の時、家で夕食をとっている中、僕が友達の悪口を言ったんです。
すると、父が夕食を食べるのを中止して僕に言ったんです。
「人の悪口を言うような下品なことをするんじゃない!」
「今、ここで二度と人の悪口を言わないと約束しなさい!」
それ以来、僕は人の悪口は言ってません。
これってどこの家庭でも繰り広げられる様な会話ですよね。
でも松井秀喜さんはそれ以来、父との約束を守り続けている。
松井秀喜さんの人格がわかる話ですね。
この後松井秀喜さんは国民栄誉賞を受賞する程の人物になっていく訳です。
まさにふさわしい人物だなと改めて感じました。