ドイツでアメリカ車が売れないのはアンフェアだ
この発言に対して「じゃあドイツでも同じようにアメリカの車を売ればいいだろ」と思いますよね。しかし、ドイツ車は日本と肩を並べるほど有名な自動車メーカーが多いんです。名前を挙げれば聞いたことのあるドイツ車といえば「フォルクスワーゲン」「メルセデス・ベンツ」「BMW」「アウディ」「ポルシェ」等々。いかがですか?車に詳しくない人でも耳にしたことがあると思います。
一方アメリカ車ですが「ゼネラルモーター」「フォード」「クライスラー」あたりでしょうか。有名な車名を挙げるだけでもアメリカ車はドイツ車より認知度が低いのが現状です。
思ったことをすぐ口に出してしまうトランプ大統領に、ドイツのガブリエル外務相が放った言葉が誰もが納得する直球すぎる言葉でした。
あまりにド直球。何も言い返せないですね。
独側の煽りクソワロタ pic.twitter.com/S2q2BnHdlE
— おたらてん (@otaraten) 2017年3月12日
駄々っ子の子どものようなトランプ大統領にもわかりやすく、しかもぐうの音も出ないガブリエル外務相の発言です。人に文句を言う前に、アメリカで生産している車をもっと工夫しニーズに応えたものにすればいという意味でしょう。アメリカ車はコアなファンにはたまらないかもしれませんが、それはあくまでコアなファンのみ。ちなみに米国市場で自動車メーカーシェア数ですが、日本はトップ5をほぼ占めているとか。アメリカでは3・4台に1台は日本車だと言われています。
これは完璧な返しとネットで話題
@otaraten まあその通り。
— なおさん (@naosan1211) 2017年3月15日
@otaraten @HEIRO_MAN 反論の余地なしw
— 紫電@FGO (@shiden_kt97) 2017年3月13日
@otaraten
いいものであれば買う。
ただそれだけなんだよなぁ(´・ω・`)— 物語@稼働率(´口`)↓︎↓︎ (@monogatari_gaha) 2017年3月13日
時代のニーズに沿うものを作るからそれが売れるのは常識です。最近注目されているのは、燃費が良い車。次に価格や外装、内装といった消費者のニーズによって変わってきています。移り変わる消費者のニーズに対応する車をドイツや日本は開発を始めていった一方で、アメリカはそのような消費者のニーズに対応する車をという考えがなかったため、ガブリエル外務相はこのようなド直球な発言をしたのではないかと推測されます。
自国愛が強い大統領の発言であろうと、世界(消費者)のニーズに応えることを考えていない発言をしているのなら打ち返されて当然なのかもしれません。これからのアメリカの車産業の行方がどうなるか注目していきたいと思います。