「座右の銘は年々、変えることにしとんねん」明石家さんまが語るサンマ流 にマツコ・デラックスが大反応!

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朝令暮改、なんやねん。朝令朝改でええねん。


若い世代にとってさんまはMCのイメージしかない。ビートたけし、タモリとさんまでBIG3と呼ばれているが、お笑いの大御所としてのイメージだけで彼らの出自を知るのは老年世代である。
さんまは、2代目笑福亭松之助に弟子入りし、落語家としてデビューした。
さんまこと杉本隆文は花月劇場で松之助の新作落語を見て落語家になることを決める。
最初に会ったときに松之助が杉本に聞く「なぜ僕を選んだの」その問いに杉本は

「センスがよろしいから」

と答え、それに対し松之助は怒りもせずに「そら、おおきに」と返してすぐに内弟子にする。
このとき「さんま」が誕生する。内弟子時代にさんまは交際中の女性と東京に駆け落ちする。しかし、東京でうまくいかずさんまは松之助のところに出戻る。
松之助は落語家としてのさんまをあきらめて、タレントとして再出発させる、「明石家さんま」の出来上がりである。
破天荒な若い時期を過ごしたさんまだからこそ30年以上も現役でタレントを続けてこれたのだろう。
巧みに言葉を操り、笑いを取っていくその妙技は落語家としての源泉があってこそ。若手に負けないその実力は、若い日の確かな修行があったればこそである。
60歳を超え、守りに入っていく時期である。座右の銘を変える必要なんかない。
しかし、長きにわたりテレビに自分をさらして来た芸人は止まれない。固まろうとする自分を自らが壊していく、「ワクワク」する座右の銘を探す。大御所のオネエタレントが言う「カッコイイ」。