【コンサートの演出、光一が剛をフォロー】
Kinki Kidsのコンサートは長い階段を登ったり降りたりという演出が多いが、高所恐怖症の剛を気遣い、登るときは光一が剛の一歩後ろを、降りるときはその逆の剛の前を歩く光一。剛に何があっても支えられる何気ない配慮がファンを感動させると同時に光一の思いに胸が熱くなる。
【レコーディングでも気持ちはひとつ】
Kinki Kidsの曲「ラプソディー」に関してのエピソードがある。
多忙な二人、レコーディングの時間の都合が合わず別々のところで行った。光一は「剛の歌い方を想像して歌った」と後のインタビューで答えている。一方、剛は「いやらしいですねぇ・・・とか、官能小説みたいな事言いますねぇ」とか照れ隠しとも取れるインタビューを残している。別々にいても、お互いのことを考え通じ合っていることを証明するエピソードである。
【ふたりはいつもそばにいる】
番組の打ち上げや食事会の席では、無意識にふたりは隣や向かい合わせに座っているという。剛が楽しいそうに笑ったり話したりしている姿を嬉しそうにみている光一。まるで自分のことのように思うのだろうか。そんな光一は剛の発病で心を痛めたひとりであることには間違えない。そんな剛を見て「俺が剛を守っていく」と、強く心に決めたのであろう。苗字が偶然同じだった剛と光一。隠れエピソードで二人の絆がますます深く、途切れないものを感じた。