柳原加奈子にかけた明石家さんまの一言が素晴らしい
2016年2月2日に放送された「さんま御殿」(日本テレビ)での出来事。
番組内で、柳原さんは「最近、美人すぎるんじゃないかと思って」とにこやかに自己を肯定的に語ります。
また、笑いが少ない時「あっ!ちょっと綺麗になったからか」と番組で振り返ります。
司会の明石家さんまさんは、ゲストの自意識過剰な発言に対して、ここぞとばかりにいじることで定評があります。
さんまさん、柳原さんの話を聞き終わった後に
「かわいいせいやろ!ネタが悪いんじゃない。本気でかわいいと思っている人たくさんいる」と笑いながらも柳原さんを褒めたのでした。
柳原さんは嬉しくて笑顔になります。
しかし、女芸人というのは容姿を自虐ネタにして笑いを取るもの…。
柳原さんは不安そうな顔ですかさず、さんまさんにこう悩みを打ち明けます。
「私の自虐ネタは響いてますか?」
自身の容姿を自虐的に扱ったネタが人々の心に響いているのだろうか。
女性として綺麗でいたいものだけど、芸人としての価値はどうなるのか…と柳原さんは複雑な女心をのぞかせます。
すると、さんまさんはこう言葉をかけたのでした。
「俺はデブだと思ったことない。だからデブとして扱ったことないやろ。」
「柳原はトークでいけるからや」
お笑い界の大御所、さんまさんが柳原さんのトーク力を褒めたのでした!
さんまの一言で悩みが吹き飛び、涙が止まらない柳原加奈子
さんまさんが褒めたことに対し、スタジオの共演者からも「ほーっ」「素晴らしい」などの声が続き、スタジオから拍手が起こります。
最初は笑っていた柳原さんでしたが、さんまさんからの突然の褒め言葉に、感激のあまり堪えきれず涙を流したのでした。
柳原さんは「こんなに嬉しい日はないです!」と泣き顔で嬉しさを爆発させました。
ぽっちゃりキャラが売りだった芸人にとって、痩せてしまうことは芸人の魅力や価値ががなくなることへの恐怖と背中合わせ…。
さんまさんの言葉で不安な気持ちが払拭されて、思わず涙を流したのでしょう。
さんまさんといえばお笑いセンスもさながら、抜群のトークセンスの持ち主。
そんな大先輩から「トークでいける!」と言われたことは、芸人にとって最高の褒め言葉ですよね!
柳原さんの心に響き続ける、素敵な名言になったのではないでしょうか。