ただ、この思いとは裏腹にさらに事態が悪化してしまう状況が…
バックミラーに目をやると数十台で蛇行運転をする暴走族が背後から迫って来たのです。
すぐさま私の車が暴走族の集団に取り囲まれ、窓ガラス越しに車の中を覗き込んできます。
これ以上妻に精神的なストレスや不安を与える事は危険だと思い、怖い気持ちはありましたが、勇気を出してこの暴走族に話し掛ける事に。
窓を開けて、大きな声で伝えます。
「すみません!
後部座席の妻は、今にも子どもが生まれそうなんです!!
お願いですからやめてください!」
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