というのも常駐する人たちは裏だとそれこそ一騎当千の大物がほとんどだったんだけど、そういう人の多くは長く切った張ったの世界にいたせいか、表にあこがれに近いものがあったんだって。
でも裏の住人であるため表の方だと絶対就職なんてできなかったらしい。
だから学校の用務員ていう表の職に就けたのは涎が出るほどうれしかったって用務員さんは言ってたって。
ちなみにほんとに余談だが祖母が用務員さんの○○んとこの××てのが何者だったか知ったのは、
次の次の赴任先の先生から教えてもらうまでどれくらいの人か分からなかったらしい。