女「……はい、わたしが缶をもっててあげますから、口つけてみてください」
男「じゃあ、このジュースで」
女「はい、どうぞ」
男「ほかの人がこの光景を見たら、なんて思うでしょうね」
女「ひとりぐらい笑ってくれるんじゃないですか?」
男「それは笑われてるんですよ」
女「うっさいですよ。さっさと飲んでください」
男「えっと……では……」
女「わたしもいただきます」
男「……」
女「ふふっ……変なの。おちょぼ口になってるし」
男「いや、こうするしかないでしょう」
男「はたから見たら、変なのはあなたですよ」
女「昨日の夜ご飯のときも、こんな感じだったんですかね」
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