女「もうその話は飽きました」
男「エレベーターに乗りましたけど、あなたの部屋ってなん階なんですか?」
女「教えません」
男「どうせこれから知りますよ」
女「今ここはなん階でしょうか?」
男「一階ですね。一階なんですか、あなたの部屋は」
女「いいえ。これから外に出ます」
管理人「おや。どこかへおでかけですか?」
女「ええ、ちょっと早めの夜ご飯を食べに」
管理人「そうですか。物騒な世の中ですから、夜道には気をつけてください」
女「ええ。実感しているまっただ中なんで、気をつけます」
男「ちょっとちょっと、マンションの外に出てるじゃないですか」
女「やっぱり部屋にはもどりません」
男「どうして!?」
女「この状況で聞けるって、あなたすごいですね」
男「たしかに僕は素人童貞ですけど、女性ひとりを満足させるぐらいのテクニックなら……!」
女「死ね」
男「僕たち会ってから、まだそんなに仲良くないですよ!?」
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