「君、電車にいたよね? 大丈夫、ちゃんと生きてるし救急車は呼んであるから」
「君も警察とかにオジサンのこと言わないでね、二人とも合意だから」
「もうじき救急車来るし、近所の人が警察呼んだと思うから、巻き込まれないうちに家に帰ったほうがいいよ」
こくこくと頷くと、オッサンはニッコリ笑って
「○○高校野球部! 甲子園目指してがんばれよ!」
「俺等みたいなダメな大人になるなよ!」
笑顔でサムズアップして駅に戻っていった
でも服に返り血があって恐怖でしかなかった
帰宅後
「あの人に顔と高校と部活バレてんじゃん……」
そう気づいた時が最大の修羅場
ちなみに後日判明したこと
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