撮影場所は学校の裏を少し登ったところにある小さな公園。
街のほぼ全部が見渡せる場所。
テンパった俺は部室にあったありったけのレフ板や三脚を持って必死で登ったような
気がするがアシスタントなしでどうやってそれを使うつもりだったんだろう?
当時の俺に会えたら聞いてみたいと思う。
事前にロケハンしていたのか公園に着くといい具合に光の廻ったポイントに立つ彼女。
長い髪から透ける傾いた夕陽がキラキラしててさ、夢中でシャッターを押してたら
あっという間にフィルム3本。モードラなしで3本は結構撮り応えあるぞ。
ここで攻守交替。
緊張して仁王立ちの俺に苦笑いの彼女
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