【サンプル依頼の人間関係】
依頼者: 38歳男性、会社経営
対象者1: 花子(仮名) 35歳、専業主婦、依頼者の妻
対象者2: 太郎(仮名) 35歳、会社員、既婚者、花子の不倫相手
対象者1: 花子(仮名) 35歳、専業主婦、依頼者の妻
対象者2: 太郎(仮名) 35歳、会社員、既婚者、花子の不倫相手
仕事で忙しい依頼者を横目に
ダブル不倫しているという、
実によくある(?)パターンですね。
依頼者は子供もいるため離婚を考えておらず、
二度と2人が付き合わないよう
徹底的に別れさせてほしい‥‥という要望です。
こんな場合、花子と太郎の浮気現場を撮影し、
本人に問い詰めてもあまり効果は見込めません。
いったん別れたふりして、
数ヶ月でまた不倫再開するのが
目に見えているからです。
だからこそ工作をするわけですね。
さて、依頼を受けるとなれば
ターゲットの個人情報が必要です。
まったく未知の相手なら、
普通の探偵がやるように素行調査から入って、
相手を家まで尾行するなりして
名前や勤務先の情報を得ます。
今回は太郎が依頼者の大学時代の
後輩という設定にして、
個人情報があらかじめ
分かっているとしましょう。
太郎は既婚者で20代の妻がいて、
まだ子供はいない。中堅企業に勤め、
出社と帰宅の時間帯はだいたい毎日同じ。
こんな感じです。
次に、ターゲットに合わせた工作員を調達します。
工作員には
「自社で常時抱えている」
「必要に応じて外部から雇う」
パターンがありますが、
私の所は工作専門でも
ないので後者でした。
女性工作員の場合、
若くてかわいいほうが当然ベターです。
あとはターゲットが好きな女優に似ているとか、
共通の趣味があるとか、
できるだけ成功率を高めるように選んでいきます。
工作員のプロフィールはもちろん架空のもの。
ターゲットとの連絡用に、
身元が判明しにくい
携帯電話も持たせておきます。
気になる続きは次のページから!!