ちなみにサゲ男はフリーターで、その日は22時までバイトだった。
楽しく話しながら帰宅。「ここだからもう大丈夫」と自分の部屋を見上げると…あれ、電気がついてる。おかしい。
サゲ男はバイト中だし、大体合鍵とか渡してないから入れるわけないし、ストーカーか空き巣だ…! どうしよう! と真っ青になる私。
そんな私に、イケ男が「一緒に部屋まで上がる」と申し出てくれた。
さすがに危険かもしれないし断ったけど、そこは高校生の浅はかさで(もちろん私も浅はかだったけど)大丈夫と押し切られ、携帯に110番をセットして部屋に向かった。
部屋からは不審な物音がする。ドアを軽くひねると、鍵が開いていた。
そっと音を立てないようにドアを開け、部屋へ…。
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