10.傷つくからそんなにジロジロ見ないで
- 2008年、オーストラリアで生まれたこの牛に関する報道ではほぼすべてのメディアのが「5番目の脚を除いて、他の部分はすべて正常です」と述べていますが、「他はすべて正常」とい言い切ってしまうのは正しいとは言えません。
巨大なイヤリングのように見える第5の脚には、3つの爪があるという点ですでに正常ではありません。
母なる自然は時に何の理由もなく想像を超えたものを生み出しますが、「正常」の概念というのは非常に難しいものです。
11.答えがほしい野次馬たちへ
- 2つの頭をもつ動物は一般的に双頭奇形(bicephalic,dicephalic)、さらに珍しい3つの頭をもつ場合には、三頭奇形(tricephalic)と呼ばれます。
最も有名な三頭奇形としては、2004年に発見されたカエルの例があります。
四頭に関しては、死産では事例がありましたが、生きた状態で生まれた事はありません。
最も古い例としては、1億2千万年前の化石の中に魚とトカゲの中間のような双頭奇形の水棲爬虫類の例が見つかっています。
12.双頭のヘビはもっと大事にされるべき
アリゾナ州立大学ではアルビノの双頭のヘビが8年間、別の双頭のヘビがなんと17年間生存しました。
彼らはもっと讃えられてもよいのではないでしょうか?
もしあなたが双頭のヘビに興味があるなら、アトランタのジョージア州議会議事堂の博物館で剥製になったものを見るか、大自然の中で偶然出会うのを気長に待つしか無いでしょう。