奇声をあげて威嚇する超簡単な仕事を受けたニート!そこはとんでもないブラック企業だった・・・。

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311:1 ◆K1Or/xghAM :2012/02/18(土) 00:29:00.09 ID:GY5XHNUR0

~翌朝~

ニート「出るぞ。懐刀」

懐「承知」

ニート「しかしホントに大丈夫か? 昨日の深夜に帰国したばかりだろ?」

懐「かまいませんよ。南米の連中は少しも歯ごたえがありませんでしたからね。
アンタの命令どおり、麻薬のルートを仕切ってた連中、ギャングも政治家もはすべて叩き潰しました」

ニート「ああ。俺たち以外の悪に力をもたれるのは困るからな」

懐「ふっ、違いない」

ニート「さて、懐刀。今回の作戦ははっきりいって楽勝だ。にもかかわらずお前を呼び戻したのは何故だと思う?」

懐「そうですね。作戦とは別の、脅威となる敵が現れる可能性…ですかね?」

ニート「そうだ。と、いうよりも、確実にくる。お前を南米に送っていたのはそのためだ。
俺の予想では、今ライダーたちはある程度お互いに連絡を取って動いている。

おそらく、準備を整えてから攻め込むつもりのはずだ。

そうでなければ、個人個人が散発的に戦いを挑んでくるはずだからな。それなら数の利で袋叩きにするだけだからたやすかったが、そうはしてこない。
やつらは今、攻め込んではこず、局地的に俺たちの妨害をしているに過ぎない。これはやつらが連携を取り、機をうかがっているからだ」

懐「理がありますぜ」