今回は、1800年代に撮影された国外の精神病患者の写真(肖像画)をご紹介いたします。
この頃は、精神病院が次々と建てられていった時代です。
精神病院といえども、当時は精神の病気についてほとんど理解されておらず
全く意味の無い治療や非人道的な治療がなされることがあったといいます。
また精神病院は、お金を払っていらない人間を捨てる場所として使用されることもありました。
その上、人間以下だとみなされ病院側は資金集めのために入場料をとって
患者を動物園のように見世物にすることがありました。
そのような時代背景の中で撮影されたのが、これから紹介する写真です。
1.極端に気分の浮き沈みが激しくなる精神病の躁病(そうびょう)と診断された女性
何を考えているのかわからない雰囲気がありますね・・・
2.
どこを見つめているのでしょうか?
3.ジョージ・ジョンストン(躁病と診断された殺人の容疑者。1846年に入院)
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