破傷風
土中に生息する破傷風菌がもたらす、非常に痛みの伴う感染症です。
主に傷口から菌が体内に侵入することで感染し、2013年には5万9千人がこの感染症のために亡くなっています。
破傷風の初期の症状は、肩のこりや舌のもつれなどですが、進行していくと、筋肉の強い痙攣によって、激しい痛みを伴いながら体中の骨が折れ始めるのです。
そして最悪の場合には脊椎骨折などによって呼吸困難に陥り、死に至ることになります。
感染後の死亡率は50%ほどと高いのですが、事前のワクチン摂取によって予防することが可能な病気でもあります。
以上、歴史に名を残す難病・奇病15選でした。
聞きなれた身近な病気であっても、死にまで至ってしまう恐ろしい感染症がたくさんあるものです。
それは発展途上国だけではなく、日本にいても、いつかかってしまうか分からないものでもあるのですね。
病気についてきちんと学び、正しい知識を身に着けていきたいですね。