手袋
こちらは、人間の皮膚でできた手袋で、
大量殺人犯エド・ゲインによって作られました。
彼の父は重度のアル中。母は熱狂的なルター派信者で、
神と自分自身のみを愛していました。
母は、信仰に基づいた異常ともいえる
性教育を、彼に与えました。
男性器を「悪の象徴」と位置づけ、堕落の元であると
教え込み、彼に、自分の性器に唾を吐かせていました。
「若い女や他者は汚れており、堕落の根源となる存在だ。
アレには指一本触れてはいけない」と話し、
女性や友達との関わりを断たせました。
また、「父のようになるな。」が口癖で、
彼にも父の死を願うよう強要しました。
母の歪んだ教育によって、彼は多感な時期に
他者と話す事ができませんでした。
外部との関わりを断ち切られたことで、エドは他者との
関係をうまく築く事ができなくなっていました。
それでも、彼は心から母を愛していたといいます。
童謡にある通り、母と手袋というキーワードからは
愛情を連想させますが
彼らの愛は歪んだ形で形成されてしまったようです。
『ハゲワシと少女』
餓死寸前の少女を待つハゲワシ。
この写真を撮影した男性は最悪な最後を迎えた・・・。
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