三島由紀夫
1925年(大正14年)1月14日生まれの小説家・劇作家・随筆家・評論家・政治活動家・皇国主義者。彼の文学は戦後を代表するものとなり、ノーベル文学賞候補になるなど、日本語の枠を超え
海外においても広く認められた作家である。
1970年(昭和45年)11月25日、三島由紀夫は憲法改正の為の自衛隊への演説を行い
後に自決するつもりであった。
彼は楯の会の4人とともに東京都新宿区にある市ヶ谷駐屯地の総監室を訪問し、
総監と雑談をした後総監を拘束した。
総監室前のバルコニーに姿を現した三島は、10分ほど憲法改正の為の演説を行い、
総監室に戻り、割腹自殺 した。45歳だった。楯の会の1人もそれに続いた。
拘束されていた総監は無事解放されたがその後「被告たちに憎いという気持ちは当時からなかった」
と言い「国を思い、自衛隊を思い、あれほどのことをやった純粋な国を思う心は
個人としては買ってあげたい。憎いという気持ちがないのは、
純粋な気持ちを持っておられたからと思う 」と
話している。
皆さん、事情は違えど自ら死を選ばなければいけなかったのかと
思うと何とも言えない気持ちになりますね・・・!
亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。