初めての彼女は隣の部屋の住人だった!そのおかげで人生が一転した。そして衝撃の結果に・・・。

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その朝、俺はスーツを着てネクタイを締めた。 
玄関を出るとき「おふくろ頑張ってくるね!」心の中でそう呟いた。 

会社へは3駅。俺は少し早めに家を出た。 
電車に揺られる。 
俺はこれから毎日毎日通勤電車に乗って 
年をとっていくのか・・・。 
そう思うと無性に不安な気持ちになった。 
おふくろの顔が浮かんでは消えた。 

俺が就職したのは中堅の映像制作会社だった。 
同期は7人いた。皆新卒入社だ。 
最初の1時間は先輩による会社案内だった。 

専門用語がバンバン出てくる。 
同期の皆も全く理解出来ていない様子だ。 
先輩は「そのうち分かる言葉だから今は考えなくていい」と言った。