ぎっくり腰が一日で改善、翌日の試合でメインを張れた!
もうダメかと思うほどの痛手を負っても、一晩で試合ができるようになる。そんな素晴らしい治療院で働いていた芳原雅司氏。棚橋選手との出会いはその治療院だったそう。
プロレスは危険な技も多いので、みんな鍛えていい体に仕上がってはいるけれど、それでも筋肉の柔軟性が失われてしまうことがある。
実はそれこそが最も危険なこと。そこで忍者マッサージの施術をすると、筋肉の柔軟性を取り戻すことができるという。
棚橋選手はすごく頑張りがきいて、新日本プロレスでもトップレベルの鍛え込んだ筋肉を持っていますが、本当に休まない。行くところまで行くのがポリシーなので、その代償がじん帯、ひざ、腰にくる。
棚橋選手の場合は筋肉を傷めてぎっくり腰になるパターンが多いが、あとは膝のじん帯が切れていることからくる慢性的な痛みの改善、職業病である首の不具合も正しい位置に戻してもらえるそう。
芳原氏自身がかつてレスリングをやっていたので、筋肉をどう使うかなど、選手の悪い状態をイメージして、どうすれば本番で力を出しやすくなるか、瞬時に判断して的確な治療をすることができるという。
プロレスラーは止まったら負け、疲れた時が死ぬ時
対談最後に棚橋選手は、「でも僕、プロレスラーは止まったら負け、疲れた時は死ぬときだと思っているので休みませんし、疲れません。試合を終えて帰宅したら家族分の洗濯をして、それを干してから寝ます」と語っている。
年間130試合以上をこなしている人とは思えない発言ですね。