古坂大魔王とピコ太郎
古坂大魔王さんはお笑いトリオ・コンビ「底ぬけAIR-LINE」のメンバーとして活動していたお笑い芸人です。2003年に「底ぬけAIR-LINE」が活動休止をしたことで古坂さんは本格的に音楽活動を開始。テクノユニット「ノーボトム」から「NBR(NEW BUSHIDOU RAVERS)」に改名を果たすと、クラブイベントのプロデュースやmihimaruGT(現在は無期限活動休止中)のアルバムへの参加、鈴木亜美さんなど人気アーティストの楽曲リミックスを手がけたこともあります。そして2016年、千葉県出身のシンガーソングライターという設定の「ピコ太郎」が誕生し動画『ペンパイナッポーアッポーペン』(PPAP)が爆発的な再生数と人気を叩き出したのです。もちろん「ピコ太郎」は「古坂大魔王」が扮するキャラクターなので、同一人物ですね。
ネタ提供について
音楽活動を本格的にしてきた古坂さんは芸人が書いたネタを役者が演じるという内容の『笑いの舞台に俳優参戦!!真剣ネタ対決! 笑×演』にネタ提供側として参加。古坂さんはピコ太郎のプロデューサー(設定上)として出演し、「歌と笑いのエンターテインメント」をテーマにピコ太郎の楽曲制作に使用した楽器を使って約10曲もの自信作を用意する気合い十分な様子でした。しかし、古坂さんと初対面しシナリオを読んだ釈由美子さんは不安な表情を浮かべます。
「舞台経験が少ないのでネタができるかどうか不安です」
「私、恐ろしいぐらいにリズム感がないんです」
釈さんと共にネタを披露するのは、俳優の山西惇さん。山西惇さんは人気ドラマシリーズ『相棒』(テレビ朝日系)で特命係に「暇か?」とコーヒーを飲みにやってくるおちゃめな角田 六郎役を演じていることで有名な方ですね。
コンビネタを披露
ピコ太郎の姉妹ユニット「魏志倭人伝」というユニット名でネタを披露し終わると、MCのバカリズムさんは「やりたい放題でしたね(笑)」と嬉しそうに語り、山崎弘也さんも「今までに見たことない、それでいてかわいい釈さんがいました!」と興奮気味に絶賛したのです。ネタを提供した古坂さんも「すげえよかったです!!最高でした!!」と大絶賛しましたが、釈さんは突然うつむき泣き出します。そして「放送中止にしてもらってもいいですか…」と涙ながらに懇願しましたが、その真意とは…?番組は今月の15日にオンエアとのことで、内容に注目ですね。