ドアホンで見たら若い警察官が一人。
何事かと思って慌てて出たら、
駐車場の隣のマスに停めている黒いワンボックスカーの扉に
ついた傷の件について話を聞きたいという。
現場に行くと、自動車の横には
一人の若い男が待っていた。
おそらくその自動車の持ち主だろう。
今後はワン男と表記する。
ワンボックスカーには、ペンキなどを塗った
棒状のもの(例えば交通標識のポール)などに擦ったような傷と、
後から付けたような細い傷がついていた。
俺には全然覚えがない傷だ。
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