キチの方は身分証も持ち合わせておらず、
叫んでばかりで、あまり進んでいないようだった。
俺は、警察に提示した証拠の中に、
最大の証拠となるものを、敢えて提示していなかった。
もはやゲーム感覚である。
警察A「ちょっと、落ちついてください」
キチ「私は今から家に帰るところなのに!なんなのよ!全部こいつのせい!絶対に訴えてやる!」
俺「まあ落ちつけよ。この自転車はどうやって手に入れた?」
キチ「あんたに教える必要はないわよ!あんたのせいで!謝罪しろ!」
警察B「では、私に教えてください」
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