ウエンツ瑛士とは?
俳優・バラエティタレント・歌手など多くのジャンルで活躍しているウエンツ瑛士さん。4歳の頃に天使系美少年としてモデルデビューし、ハーフゆえの悩みから2000年に1度、芸能活動から引退した人物とされています。その後は彼の活躍を知った郷ひろみさんからバーニングプロダクションを紹介されたものの、断るつもりで事務所を訪れましたがその場の空気に流され所属が決まってしまい復帰。現在はドラマや映画で主演を果たすなど、バラエティを含めた多くのジャンルでその活躍を見ることができます。
埼玉県で起きた体罰と東野幸治
6月17日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、SNSに投稿された動画で発覚した埼玉県越生町の私立武蔵越生高の体罰問題が取り上げられました。動画では、コーチの立場である30代の男性が「甘えてんだよ!」と声を張り上げながら、サッカー部員の顔面に平手打ちをするなどの暴力を振るう姿が映っていたのです。動画が拡散されたことでコーチによる生徒への体罰について、高校側は事実を認め男性を解雇処分を下す判断をしています。
番組内での2人の意見
『ワイドナショー』に出演していた松本人志さんと東野幸治さんはこの件について、過去に自身も「昔、角材で体罰を受けた」とエピソードを告白。2人のやりとりを見ていたウエンツさんはこのようにコメントをしています。
「おふたりをみてても思ったんですけど、オレの周りにも『昔、体罰をされた』って人が、結局、時間が経って、美化されて、『やられたんだよなぁ~。でも、あれがあったから』ってなってるんですよね。そういう人たちがまた……。思い出って美化されるじゃないですか?」
さらに、ウエンツさんに体罰を受けた経験がないことを言った上でこう語っています。
「想像したんですよ。たとえば、オレが松本さんにこのワイドナショーの出来が悪くて殴られたらどうだろう?と。楽屋で」
「オレはたぶん、(歯を食いしばる表情で)クッって耐えると思うんですよ」
「でも、東野さんに殴られたら、オレはマジでブチ切れると思うんです!」
なぜ松本さんは大丈夫で東野さんはダメなのか、ということについては「わかんないです。これが正直な気持ちなんです」と返答。ウエンツさんのこの発言を受けてネットでは以下のようなコメントが寄せられていましたので、一部ですが掲載させて頂きます。
ウエンツの言ってること分かるな〜 結局体罰の是非って指導者との信頼関係ありきだと思う#ワイドナショー
— しゅだす (@s_leaves_s) 2017年6月18日
体罰容認はマズイよな〜
ウエンツの言ってることそのまんまだよ、「昔体罰を受けた人が時間が経つにつれて美化して語り継いでる」。悪しき風習だよ、これ。— ひのき∴7/2南條愛乃BD (@non_daiyou0712) 2017年6月18日
思い出というのは良くも悪くもそのままを記憶しているわけではないといいます。当時どんなに辛くてもいつか笑い話になるように、過去をそのまま切り取ることはできません。悪いものは改善し良いものは伸ばし、「体罰」の線引きは人それぞれだとは思いますができることなら痛くない方向で指導いただきたいものですね。