イチローと世界一のイチローファンをつなぐ「イチメーター」→その素敵すぎる2人の関係性とは・・・??※画像・動画あり

【PR】Akogare




エイミー・フランツさんがファンになったきっかけ

エイミー・フランツさんとイチロー選手の出会いは2001年に遡ります。現オリックス・バファローズから米大リーグ・シアトルマリナーズに移籍したタイミングです。
マリナーズの本拠地セーフコ・フィールドのライトスタンドからマリナーズを応援していたエイミー・フランツさん。ライトフィルダーの守備位置につくイチロー選手を応援し始めたことがきっかけでした。

自身もソフトボールをプレーしていた経験を持つエイミー・フランツさん。素晴らしいプレーをするイチロー選手に対してエイミー・フランツさんは「イチローの仕事に対する向き合い方を心から尊敬するようになった」と、テレビ番組で語っています。

イチメーターをなぜ作ったのか?

入団から4年目、イチメーターをカウントし始めた当初は、イチロー選手のヒット数を数えたら面白いのではないか?という軽い気持ちだったとか。
2004年10月1日最多安打記録257安打をイチロー選手が(大リーグで84年間破られなかった)更新したときに、このイチメーターの映像が世界で注目を浴びることに。
面白いのではないか?と軽い気持ちではじめたエイミー・フランツさんはどんな気持ちだったのでしょうか。

数字を刻み続けたイチメーター

イチロー選手がマリナーズに在籍していたときは、年間80試合あるホームゲームに、生活費を工面して高速道路を使って片道40分かけて通ったといいます。
ガソリン代もかかりますし、もちろんチケット代もかかります。しかも家族4人分の年間チケット代は60万円!
どんな日も、イチロー選手が不振に陥った時でもカウントをやめなかった手作りボードは壊れては作り、4代続いたそうです。

「イチメーター」は母のものと語る一緒に球場に通っていた娘のリサさん。数字をカウントするのはかならず母であるエイミー・フランツさんという認識が家族内の暗黙の了解だったようです。

エイミー・フランツさんにハイタッチ!

2012年7月23日、イチロー選手はニューヨーク・ヤンキースに移籍し、シアトルを離れることになりました。

移籍会見をした当日は、ヤンキースとマリナーズの試合。
ヤンキースのユニフォームを着て、マリナーズの本拠地セーフコ・フィールドに現れたイチロー選手は、エイミー・フランツさんに歩み寄りハイタッチしたのです!ありがとうの気持ちをそえて。

エイミー・フランツさんは今までサインすら貰ったことがなかったため、当然のことながらイチロー選手の行動に驚き喜びの号泣をします。

まだまだサプライズは続きます。イチロー選手がシアトルで履いたマリナーズカラーのスパイクとバットをエイミー・フランツさんにプレゼントしたのです。一緒に入っていた直筆の手紙には「あなたのユニークで熱狂的な応援は僕にとって常に刺激になりました」と、感謝のメッセージがありました。

あれから4年後、イチロー選手はメジャー通算3000本安打が目前にせまり、どうしても見届けたいエイミー・フランツさんは驚きの行動に出ました。

クラウドファンディングにて資金を募る

エイミー・フランツさんは今もイチロー選手が在籍するマーリンズの試合にイチメーターを持参して試合観戦をすることがあります。
家族のサポートもあり、日米通算4000本安打の目撃者になることもできました。感無量ですね。

しかし、エイミー・フランツさんの住むシアトルと、マーリンズの本拠地マイアミはアメリカ大陸を横断するほどの距離があります。
また、レギュラーを確約されていないイチロー選手。記録達成を見届けたくとも、どの試合で達成するのかわかりません。マイアミに行きたくても莫大な費用がかかります。

そこで、考えたエイミー・フランツさんはインターネット上で資金を募るサイト「gofundme」に投稿することに。大記録である3000本に合わせて3000ドルを募ったところ…なんと現在、その2.8倍の8357ドルが集まっています。驚きです。

このサイトには「世界一のイチローファンであるあなたこそが歴史的瞬間を見届けるべき」といったコメントが寄せられています。日本人のコメントもありました。
エイミー・フランツさんはTwitterでしかも日本語で感謝の気持ちをつづっています。

エイミー・フランツさんは歴史的瞬間を球場で見ることができるでしょう。継続は力なりという言葉が脳裏に浮かびました。
私たちも報道を通じて、エイミー・フランツさんの喜ぶ姿が見ることができそうですね。とても楽しみです。