ココリコ田中の浜田いい人エピソード
企画は浜田さんが50歳を迎えた記念にサプライズで後輩たちが感謝状を読むという企画。
トップバッターで登場したのはココリコ田中直樹さん。
ココリコはまだ売れない若手の頃からガキの使いにレギュラーとして出演していて、そのときのエピソードを手紙に書いて読み上げます。
当時の田中さんは所属の吉本興業に借金をするほど貧乏で、当然ながら身なりもボロボロでした。
そんな状況を見かねた浜田さんは田中さんに新しい靴でも買ってこいと2万円を渡します。
感激した田中さんはすぐに新品のドクターマーチンの靴を買い、お釣りの8000円を返そうとするも浜田さんは
「いらん、それでうまいもんでも食え」と受け取りませんでした。
田中さんはその靴を雨で濡れてもドッキリで海に落ちても皮がカチカチに固まるまで履き続けたそうです。
よほど印象に残っているのか田中さんは手紙を読みながら号泣していました。
ライセンス井本の浜田いい人エピソード
そしてガキの使い準レギュラーで浜田さんが特に気に入っている後輩、ライセンス井本貴史さんが登場。
浜田さんは田中さんと同じく売れなくて貧乏だった井本さんを頻繁に食事に連れていってあげていました。
井本さんからすれば大先輩である浜田さんの前ではいつも緊張していて、運転手をやったり灰皿を取り替えたりと
気を配っていたそうです。
そんな食事を続けること3回、浜田さんは井本さんに「そんな気ぃ使わんでもええで」と告げます。
しかしそうは言われても大先輩である浜田さんには気を使わなければいけないと考える井本さんはまるで付き人のように
浜田さんの世話をし続けます。
その食事の帰りがけ、井本さんが「僕、運転手します」と浜田さんに伝えたところ、浜田さんは真剣な表情で
「お前、東京に何しに来てん?」と聞きます。
突然の質問に井本さんが答えられずにいると「お前は何しに東京に来てん?」と再度一言。
井本さんは「芸人として売れたいから来ました」と答えると浜田さんは「そうやろ?運転手しに来たんちゃうやろ。横乗れ!
家まで送ったるわ!」と言って家まで送ってあげたそうです。
井本さんは「売れたいから東京に来た」とはっきり言えたことで自信になり、その後ライセンスはメディアへの出演を増やしていきます。
傍若無人だが礼儀と思いやりをわきまえている浜田雅功
この2つのエピソードから分かるように浜田さんはテレビで見せる傍若無人な姿だけでなく、他人への思いやりが
すごい人だと思います。だからあれだけ上手く司会進行をできるのだとも思いますし、物事の本質をしっかり捉えられてると感じますね。
サプライズだったためこの企画中、浜田さんは終始「今日こんな企画ちゃうやろ」と照れていましたが、
後輩から手紙を受け取るときは「ありがとう」と言って少し嬉しそうでしたね。