「お前はああなれよ」。千鳥大悟が芸人を目指した理由に隠された腰の低い父親とのエピソードに感動!

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お笑いコンビ千鳥

千鳥、大悟さんは岡山県北木島という瀬戸内海に浮かぶ人口1000人ほどの小さな島の出身です。

高校は岡山県本土の高校に通い、そこで出会ったノブさんと2000年にお笑いコンビ「千鳥」を結成します。

その後M-1グランプリでも9年連続準決勝以上に進出するなど活躍を続け、最近東京での仕事も増えています。

腰の低い父親

そんな大悟さんがトーク番組などでよく話すのが生まれ育った北木島でのエピソード。

独特の島文化を面白おかしく話す大悟さんのトークにはいつも笑わせてもらっています。

大悟さんの父親はオラオラ系の大悟さん本人とは違ってとても腰の低いで、いつも何かに謝っていたそうです。

大悟さんが学校の同級生を泣かせてしまったときも素直に謝りにいき、「ワシは何もできんけど頭だけはいつでも下げちゃる。」

と大悟さんに仰ったそうです。

「自分みたいにはなるな」という父親の思い

大悟さんと父親が釣りをしていたとき、そこに豪華な船に乗った父親より10、20歳ほど若い「島の金持ち」が

通りかかり、「おいキヨシ!(大悟さんの父親の名前)お前みたいなもんがどこで釣りしとるんじゃ!二度とこんなところで

釣りなんかすんなよ!」と暴言を吐いて立ち去ります。

大悟さんはいくら腰が低い父親でもさすがに言い返すだろうと思っていましたが、父親のキヨシさんは

何も言わず大悟さんの方を振り向いて短く言いました。「お前はああなれよ」と。

島という小さな世界だとどうしても他人のことを気遣わなければいけない状況がでてきますし、大悟さんの父親はそれを全部分かって

腰の低い姿勢に徹していたのだと思います。

そんな父親の思いを汲み取った大悟さんは本土の高校に進学、後にお笑い芸人になるなど自分の道を進み始めることとなるのです。

性格は違いますが、自分の道を決めるきっかけを与えてくれた父親のことが今でも大好きだそうですね。